Vol.32
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最前列左より、横溝昇弁護士(50期)、宮本勇人弁護士(48期)、梅村陽一郎弁護士(49期)
後列左から、那須明子、金坂直美、高橋麻理弁護士(55期)、丸山裕子、和田はる子弁護士(50期)、伊藤加奈子、加藤美香保弁護士(57期)、丸島一浩弁護士(新61期)、南川麻由子弁護士(58期)、荒川俊也弁護士(新63期)、南部朋子弁護士(55期)、橋本拓朗弁護士(新60期)、開発麻里、山本菜穂子、樫村絵美子、渡邉由樹、中田恵子(司法修習生)、瀬尾郁子

最前列左より、横溝昇弁護士(50期)、宮本勇人弁護士(48期)、梅村陽一郎弁護士(49期)
後列左から、那須明子、金坂直美、高橋麻理弁護士(55期)、丸山裕子、和田はる子弁護士(50期)、伊藤加奈子、加藤美香保弁護士(57期)、丸島一浩弁護士(新61期)、南川麻由子弁護士(58期)、荒川俊也弁護士(新63期)、南部朋子弁護士(55期)、橋本拓朗弁護士(新60期)、開発麻里、山本菜穂子、樫村絵美子、渡邉由樹、中田恵子(司法修習生)、瀬尾郁子

STYLE OF WORK

#55

弁護士法人 リバーシティ法律事務所

異なる専門分野を持つ弁護士が集結。千葉県有数のワンストップ法律事務所

千葉県市川市に本拠を構える。家事事件や知財法、国際取引等ワンストップで解決方法を提示

弁護士法人 リバーシティ法律事務所

千葉県市川市に本拠を構えるリバーシティ法律事務所。この立地について、梅村陽一郎弁護士は「海水と淡水が混じり合う場所」と表現している。その謎解きのココロは、〝転入者〞が多いが、一方で〝代々農家〞も多い土地ということになる。

市川市には同市と、船橋市、浦安市を管轄する簡易裁判所、家裁出張所があり、離婚、相続、遺言など家事事件全般の相談、および労働事件の増加が近年目立つ事案だという。梅村弁護士は、事務所に寄せられる相談・案件の特徴と最近の傾向を次のように語る。

「家事事件に加え、労働関係の相談件数の増加が顕著です。成田空港に近いため、物流倉庫が多くあり、大手外資系物流企業やアジア系外資の日本法人からの相談が増えています。また、並行輸入業者のWebサイト上での写真の著作権問題など、インターネット通販関連の相談も多く、これについては千葉県外からもメールや電話で問い合わせをいただいています」

弁護士法人 リバーシティ法律事務所

梅村弁護士と、横溝昇弁護士が得意とするのは、インターネットに関する法律問題。第三セクター「かずさアカデミアパーク」民事再生法適用の申請代理人も務めた宮本勇人弁護士の専門は倒産・再生。「倒産法に通じた事務所」として知られるのも、宮本弁護士の存在が大きい。

ほか、知的財産法や国際取引を得意とし、米国ニューヨーク州弁護士の資格を持つ南部朋子弁護士、民間企業出身の弁護士など、同事務所には専門分野の異なる弁護士が多数集結する

「元裁判官、検察官もいます。この規模で法曹三者が揃う事務所は希少でしょう。様々な専門分野、経験を持つ弁護士が在籍し、それぞれの専門と経験を持ち寄りながら、クライアントに最善の解決方法をワンストップで提示できる。それが当事務所の強みです」と、宮本弁護士。

弁護士法人 リバーシティ法律事務所

また、同事務所では『判例時報』を題材に、ランチ会を兼ねた判例勉強会を原則全弁護士参加で週1回開催している。ちなみに、修習生がいる場合は彼らに会の進行を委ねるという。横溝弁護士は事務所の風土をこう説明する。

「法学部の学生アルバイトも採用しますが、アソシエイトが彼らに受験指導するなど、所内のコミュニケーションは自由闊達です。アソシエイトはもちろん、修習生やアルバイトも自発的にやりたいことをどんどん発言し、周囲もできる限り受け入れてサポートするという気風が自然に醸成されています」

事務所のモットーは「新しいこと・新しい分野に果敢に挑戦する」「待ちの姿勢ではなく、積極的に外へ出ていく」だ。

弁護士法人 リバーシティ法律事務所
労働問題や著作権について、定期的に所内で無料セミナーを行う。パートナーに限らず、アソシエイトも講師を務める

「例えば、弁護士としてはめずらしい活動といわれますが、商工会議所や法人会の集まりに参加して、企業のニーズを探り、私たちから提案を行います。また公的サービスへの関与、講師・執筆活動なども〝攻めの取り組み〞の一つといえるでしょう」と、梅村弁護士。

実際、梅村弁護士は早くから「ロボットに関する法律分野」に着目。〝まだ誰もやっていないこと〞に取り組んだことで、某外資系企業からの相談・顧問の依頼につながった。宮本弁護士も、破産法改正の際、弁護士向けの研修を担当し、〝まだ誰も知らない法律〞をいち早く学んでいる。宮本弁護士は言う。

「新しい分野への挑戦は、我々自身のためだけではなく、お客さまのためでもあるのです。常に〝自ら切り拓く〞姿勢・意識を大事にしたいと思っています。これは、これからの法曹界を担う若い方々にも、ぜひ持ち続けてほしい心構えですね」

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    弁護士の個室はなく、お互いの顔や様子が見えるので、すぐに相談ができる。
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    パソコンの画面は大画面の30インチ。効率よく業務が行えるよう導入した。
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    「情報発信」の一環として、著作権や事業承継など、シリーズ書籍の執筆も積極的に行う
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    「結婚・出産・育児と並行して、キャリアの積み方・働き方を選択できる、女性にとっても恵まれた環境」と加藤美香保弁護士。写真は2012年の暑気払い