弁護士を支える人々:2010年3月号 Vol.14

弁護士を支える人々

アトーニーズマガジン 弁護士を支える人々

様々な法律事務所で弁護士を支える、「ウチの事務所の頼れるスタッフ」をご紹介します。パラリーガル、秘書および管理事務など、弁護士を支えるスタッフの方々を通じて、「法曹界」での働き方を垣間見ます。

弁護士を支える人々

奧野総合法律事務所
 スタッフの皆さん

写真は前列左から堀田さん、大塚さん。後列左から前田さん、奥山さん、池田さん。 「依頼者とはじめに接するのは事務局ですから、人との接し方を重視しています」と堀田さんが言うように、とても人当たりの良い、笑顔のすてきなスタッフがそろっている

マンツーマンで弁護士の幅広い仕事を手厚くサポート。アットホームで、女性にとって働きやすい環境が自慢です

事業再生、M&Aなどに強みを持ち、企業法務から個人依頼者の案件まで幅広いリーガルサービスを提供している奧野総合法律事務所。同事務所では、原則的に1人の弁護士を1人の事務局がサポートしている。 「業務の内容は担当する弁護士によって千差万別で、秘書業務からパラリーガル的な業務まで弁護士の要望に応じています」と語るのは、23年目と最もキャリアの長い事務局の堀田さん。所長の奧野弁護士を担当するほか、人事、総務、経理などの業務も引き受けている。「多忙な時は、皆が協力してくれるので助かっています」と堀田さん。 現在21名のスタッフは、四つのグループに分かれ、グループ制で業務を進めている。入所16年目の奥山さんは「事務局の人数が増えてきたことで、情報の共有化が課題になってきました。そこで、マニュアルを作成したり、所内メールやグループウェアを活用するなどの対策を取っています。メールなどで互いの情報を細かく伝え合い、業務が滞りなく進むよう工夫をしているのです」と話す。また、事務局のデスクはパーティションを低くして、全員の状況が把握できるよう工夫しているそうだ。 同事務所は弁護士と事務局の交流も活発で、事務局同士もチームワーク良く仕事を進めている。入所2年目の前田さんは、「私はまだ経験が浅いのですが、緊急時など判断に困った時は先輩に聞けば助けてもらえるので安心です。先生方も気さくで優しく、距離がとても近いと感じています」と話す。他職種を経験した後、同事務所に入所した池田さんは「産休など、女性ならではの事情にとても理解がある職場です。病気や体調に配慮してもらえるのもうれしいです」と同事務所での働きやすさを語る。 最後に入所5年目の大塚さんに同事務所でのやりがいについて聞いてみた。「皆から感謝の言葉をいただいた時にやりがいを感じます。先生方からも、先輩からも、そしてお客さまからも常に感謝の言葉を掛けてもらえる職場です」と笑顔で話してくれた。

■プロフィール

  • ●所在地
  • 〒104-0031 東京都中央区京橋1-2-5
  • 京橋TDビル8階
  • TEL:03-3274-3805(代表)
  • http://www.okunolaw.com
  • ●設立は1924年と伝統ある法律事務所。創設者の奧野彦六弁護士(元東京弁護士会会長)の時代から、法曹界へ優れた人材を輩出してきた。1996年には「奧野総合法律事務所」と名称を変更し、企業法務から個人依頼者の案件まで幅広いリーガルサービスを提供している。特に現所長の奧野善彦弁護士を筆頭とした管財人団が、画期的な手法で再建に取り組んだ「日本リース会社更生事件」以降、事業再生に強みを持つ法律事務所としての認知が広まった。現在、パートナー弁護士6名、アソシエイト弁護士21名が所属し、客員弁護士、カウンセル弁護士を各2名ずつ迎えている。