弁護士を支える人々:2008年3月号 Vol.2

弁護士を支える人々

アトーニーズマガジン 弁護士を支える人々

様々な法律事務所で弁護士を支える、「ウチの事務所の頼れるスタッフ」をご紹介します。パラリーガル、秘書および管理事務など、弁護士を支えるスタッフの方々を通じて、「法曹界」での働き方を垣間見ます。

弁護士を支える人々

リーガルアシスタント 三好弥生さん

三好弥生さん (アレン・アンド・オーヴェリー 外国法共同事業法律事務所 リーガルアシスタント) みよし・やよい/イギリスの大学を卒業後、帰国して国内メーカーの法務部に就職。 2000年5月から2003年9月まで、パラリーガルとして勤務した後、証券会社へ転職。 2006年に現職に復帰。

フレンドリーな環境だからこそ、ハードな仕事でも楽しめます

それまで3年間在籍していた証券会社から転職してきた三好さん。正確には「復帰」といった方がいいだろう。 「学生の頃、政治経済を学びたくてイギリスの大学に進学しました。ところがそこは法学と政治学がミックスされた講義。勉強を進めるうち、法律にも深く興味を持ちました」 卒業後はメーカーの法務部に勤務していたが、より法律の現場に関わりたいと思い、同事務所へ転職した。「一般的な日本企業の感覚からすれば、ものすごくフレンドリーな雰囲気で、当初はメンバーたちの明るさに気圧されたくらいです。あるとき、学生時代に学んだ政治経済と法律の知識を仕事に活かしてみたい、法律事務所以外の世界も見てみたいと思い、証券会社へ転職しました。しかし当事務所から、『復帰を』と、声を掛けていただき、再び法律の現場へ戻ってきたわけです。事務所規模が大きくなったにも関わらず、雰囲気は証券会社への転職のため退職した当時のままだったのは、うちの事務所らしくて嬉しかったです」 パラリーガルとしてICM関連の資料作成のほか、定型的な契約書レベルであれば自身で作成することも多い彼女だが、何よりも「弁護士が働きやすい環境を整えていくこと」が最も得意だという。 「うちの先生たちは、仕事には厳しいけれど、コミュニケーションは気軽にできる方ばかり。特に担当弁護士は決まっていないので、『誰の下でも学べる環境』『さまざまなジャンルを経験できる環境』が得られるのは、ここで働く大きなメリットです。海外との早朝ミーティングや英語でのフレキシブルな対応などで、気力・体力ともにハードな面もありますが、このほわっとした職場の空気とフレンドリーなメンバーがいるからこそ、楽しく働けるのだと思います」 現在も、会社法を始めとした勉強会に積極的に参加し、多角的な勉強を続ける半面、プライベートの充実にも余念がない。 「年に2回くらい、長期休暇を取って海外旅行に行き、リフレッシュします。最近では2週間ほどハワイへ行きました。アフターファイブは仲間と美味しいものを食べたり、銀座でショッピングをしたり。オフィスを離れたら仕事を忘れる、それがいい仕事をする秘訣ですね」