弁護士を支える人々:2011年5月号 Vol.21

弁護士を支える人々

アトーニーズマガジン 弁護士を支える人々

様々な法律事務所で弁護士を支える、「ウチの事務所の頼れるスタッフ」をご紹介します。パラリーガル、秘書および管理事務など、弁護士を支えるスタッフの方々を通じて、「法曹界」での働き方を垣間見ます。

弁護士を支える人々

丸の内総合法律事務所の皆さん

弁護士とのコミュニケーションを率先して図り、組織の拡大・発展期にあって、スタッフも「基盤作り」に尽力

株主総会対策やM&A、コンプライアンス策定へのアドバイスなど、企業法務全般を扱う丸の内総合法律事務所では、現在10人のパラリーガルが活躍中。「23人の弁護士を2班に分かれてサポートしています。パラリーガルとして、先生方の要望を先読みした行動を心掛けています」とパラリーガルの辻さん。常にコミュニケーションを取りながら業務にあたることを大切にしているという。「スタッフそれぞれの知識や経験を持ち寄って、例えば私なら倒産案件が得意なので、それを他のスタッフにアドバイスしたり、時には業務を引き受けたり。スタッフそれぞれの知識や経験を生かし、協力し合う体制をとれるのが私たちの強みです」と松本さんも胸を張る。 もちろん一人一人のスキル向上にも余念がない。例えば日弁連の事務職員能力認定試験に全員でチャレンジしたり、各種セミナーや研修にも積極的に参加したりしている。「若い方を優先し、平日であっても研修に参加できるように、みんなで仕事をサポートし合います。今後はお互いのスキル交換勉強会も実施していこうと考えています」と渡邊さん。 また、事務局では法改正の動きにも敏感に対応。書類を提出するために訪れる裁判所の窓口などに置いてある破産法の改定チラシなどを持ち帰り、パラリーガルはもちろん、弁護士とも情報共有している。「常に情報を共有へのアンテナを立てて、先生方に『こんな情報もあったんだね。すごく助かった』と言っていただけるような、かゆいところに手が届く仕事を、みんなで心掛けるようにしています」(辻さん) 「丸の内総合法律事務所のよさは、女性がとても働きやすいこと。育児と仕事を両立できるように、残業なしの条件にしてもらっている方もいますし、出産後に復帰する方も少なくないんですよ。だから、みんな勤続年数が長いんです」と高木さん。その笑顔が、パラリーガルチームの居心地のよい雰囲気を如実に表しており、丸の内総合法律事務所の働く環境の快適さを示しているといえる。

■プロフィール

  • ●所在地
  • 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル815区
  • TEL:03-3212-2541
  • ※東京事務所/〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-7-1有楽町電気ビル南館6FF
  • http://www.marunouchi-sogo.com/
  • ●1950年(昭和25年)に松本正雄法律事務所として設立。1967年(昭和42年)1月、松本弁護士が最高裁判事に就任したことにより、事務所名を現在の「丸の内総合法律事務所」に改称し、畠山保雄弁護士を代表とするパートナー制の事務所となった。企業系列や業種にとらわれず、幅広い企業と顧問契約を結び、現在、120社を超える顧問先企業を有している。企業利益の追求に偏らず、公正な判断・アドバイスをすることを信条としている。