Vol.25
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所属弁護士全員ではないが、左より、千原真衣子弁護士(55期)、伊藤亜紀弁護士(55期)、新保裕子弁護士(60期)、永井利幸弁護士(63期)、小林彩子弁護士(53期)、高松志直弁護士(60期)、小林明彦弁護士(38期)、福田隆行弁護士(62期)、片岡義広弁護士(32期)、土肥里香弁護士(63期)、義経百合子弁護士(56期)、青山薫弁護士(59期)、千葉紘子弁護士(59期)

所属弁護士全員ではないが、左より、千原真衣子弁護士(55期)、伊藤亜紀弁護士(55期)、新保裕子弁護士(60期)、永井利幸弁護士(63期)、小林彩子弁護士(53期)、高松志直弁護士(60期)、小林明彦弁護士(38期)、福田隆行弁護士(62期)、片岡義広弁護士(32期)、土肥里香弁護士(63期)、義経百合子弁護士(56期)、青山薫弁護士(59期)、千葉紘子弁護士(59期)

STYLE OF WORK

#43

片岡総合法律事務所

パートナーも若手も事務所一丸で「金融法務の老舗」の看板を担う

国内金融法務の老舗。企業法務や訴訟にも強いスペシャリスト集団

国内の金融法務の老舗・片岡総合法律事務所。同事務所は、ストラクチャードファイナンスにおいて証券化・流動化取引が日本に導入された黎明期からのパイオニアでもある。片岡義広弁護士に事務所の特徴を聞いた。

「研究熱心で企業法務や訴訟に強く、特に金融法務分野では多くの弁護士が高度な専門性を有し、各方面から高い評価をいただいています。省庁等の各種研究会のメンバーになる弁護士も多くいます。〝スペシャリストであり、ジェネラリストでもある〞が、私たちの理想です」

所長弁護士の片岡氏自身が、そのモットーの体現者である。金融等の企業法務のほか、民事・刑事・家事・労働・行政・税務・倒産・知財等の訴訟や各種立法対応も手がけ、司法研修所教官も経験して、複数の法科大学院の教授であるなどマルチプレーヤーとして活躍してきたからだ。氏は「これほど広い領域を担当してきた弁護士は、そういないと思います」と笑う。

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    弁護士同士の打ち合わせ・相談は、オープンな共有の打ち合わせスペースやパートナーの部屋を利用することが多い。写真は、大嶋正道弁護士(53期)。また、事務局の"シマ"はフロアの中心に。弁護士と事務局の連携もスムーズ
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    写真左は、右崎大輔弁護士(56期)

数々の功績のみならず、片岡氏の人柄にひかれて集まる弁護士も多い。持って生まれた性格と氏自身が認める、常に「和顔愛語(わげんあいご)」で他者に接する人だからか。二児の母でもあるパートナーの小林彩子弁護士は、所内の雰囲気をこう語る。

「真の意味でアットホーム。片岡が〝所員の家族も含めて〞大事に考えてくれるからでしょう。例えば、子育て中の弁護士が子供を連れてきて仕事をすることが許される。また、ITインフラが堅牢なので、専用回線を使い、自宅での作業も可能になっています。そのおかげで安心して仕事と家庭を両立できている所員も少なくありません。まさにワークライフバランスが尊重されています」

そうしたサポート体制は、片岡氏が小林明彦弁護士と当事務所創設以来の確固たる明文化された理念に基づく。

「人には〝各自内在する責任〞があります。自分が生きる責任、配偶者や子への責任、社会から期待される責任。また、所員として、顧客に期待いただく責任。そのバランスを大事にします」

このうち「顧客に期待いただく責任」実現のため、用意された制度がある。一つは責任パートナー制だ。不動産や債権の仕組み金融、銀行法、金商法、貸金、クレジット、電子マネー等の専門分野で、それぞれ緩やかなチームを組む。パートナーと中堅と若手の3名体制を基本として、案件の規模と内容によりフレキシブルなメンバーで組織的に対応する。これにより、顧客に知識と経験と遂行力をリーズナブルな価格で提供できる。

片岡総合法律事務所
写真は「弁護士会議」の様子。1つのテーマを民法や行政法等各法から論じるにあたり、弁護士たちはホワイトボードへ法ごとに色分けしたペンで概念図を描き、思考を整理する

もう一つは週1回の弁護士会議。これは24年前から欠かさず続けているもの。取材当日、議論されていたテーマは、「金融機関の利益相反」が問題となる事例等だった。「ナレッジマネジメントにも意を用いている」と、片岡氏。

「今日は、民法、会社法、金商法、銀行法、レピュテーション等と、複眼的に問題を論じました。チームごとの責任パートナーが『今抱えているこの問題を会議に出そう』とリード。アソシエイト主体で問題提起を行い、弁護士全員で法的論点の議論等を行います。純然たる法律論を毎週全員で議論しているというのは稀有ではないでしょうか。法的思考法、発想法、分析手法の力を高め、角度の高い議論を行って結論を導き出す。その繰り返しの訓練で若手のスキルアップと情報の共有化を図っています」。

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    事務所内に設けられた仮眠室。事務局メンバーは「使用しているのは、だいたい片岡先生です」と笑う。ただ、この写真は、田中貴一弁護士(60期)
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    所員の働きやすさに配慮が行き届く(事務局は全員、電磁波防止エプロンを着用)。また、事務所に来る子供たちのため、片岡氏自ら、おもちゃセットを常備
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    所内交流は事務所旅行、飲み会のほかゴルフやグルメサークルなど