元々は、教職や研究職に憧れを持っていたのですが、法学部生の時、法律事務所でアルバイトをしたのをきっかけに、弁護士を志望するようになりました。現実世界の紛争、トラブルが、弁護士による交渉や訴訟を通じて解決していく様子を目の当たりにして面白さを感じ、そのために戦略を考えていくことにやりがいを感じました。
司法試験合格後は、最先端の法律案件、外国語を使用する案件を経験したいと考え、西村あさひ法律事務所に入所しました。入所後は、人事労務案件のほか、不祥事調査、訴訟、渉外案件なども担当し、米国留学と香港の法律事務所への出向も経験しました。
AI-EI法律事務所には2019年から所属しています。西村あさひ法律事務所時代に上司だった、現所長の森倫洋弁護士が当事務所を設立することになり、それを機に私も参画しました。森弁護士は、数百億円単位の紛争や1000億円超の債権回収案件など、社会的にも影響力のある多くの訴訟・紛争案件を手がけています。元裁判官でもあり、和解提案の進め方や根拠資料、論文の提示など、裁判官への見せ方も含めて常に戦略的な案件処理を意識しており、同じ弁護士としても勉強になる点が非常に多いと感じております。