Vol.57
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前列左より、渡辺祥穂弁護士(64期)、中里妃沙子弁護士(47期)、飯塚予始子弁護士(65期)。
後列左より、宮前豪弁護士(69期)、阿部栄一郎弁護士(60期)、林正和弁護士(69期)、桐山直也弁護士(66期)、早瀬智洋弁護士(63期)

前列左より、渡辺祥穂弁護士(64期)、中里妃沙子弁護士(47期)、飯塚予始子弁護士(65期)。
後列左より、宮前豪弁護士(69期)、阿部栄一郎弁護士(60期)、林正和弁護士(69期)、桐山直也弁護士(66期)、早瀬智洋弁護士(63期)

STYLE OF WORK

#103

弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所

企業法務や渉外案件を扱う総合事務所を目指し、個々の“ブランディング”確立に力を注ぐ

第2創業期を迎え、離婚相談・事件から“ヘルスアンドビューティ”分野のリーガルサービスを提供

中里妃沙子弁護士
中里妃沙子弁護士/東北大学法学部卒業後、吉峯総合法律事務所入所。2003年、東京ふじ総合法律会計事務所設立。その後、南カリフォルニア大学ロースクール(LL.M.)修了。帰国後の09年に現事務所を設立。「昔から法律事務所のマネジメントに関心が高く、イソベン時代もボスに運営の質問ばかりしていました」(中川弁護士)

中里妃沙子弁護士が代表を務める丸の内ソレイユ法律事務所の現在の陣容は、弁護士14名、事務局14名。一般民事、会社法務、破産・債務整理事件、刑事事件など多様な分野を取り扱うが、特に離婚事件の実績の高さで知られている。「今、事務所は第2創業期、第2ステージです」という中里弁護士に話を聞いた。

「ブランディングの方向性として離婚相談・事件で事務所の基盤を固めることに決め、設立以来走り続けてきました。一昨年、一定の成果と手応えを得て、〝創業期完遂〞の思いに至りました。そして第2創業期のスタートとなった昨年、『イノベーション』をテーマに、人員およびオフィスの拡充と、システムのクラウド化などに着手。次なる目標を『名実ともに総合法律事務所に成長すること』とし、かねてから強化を考えていた中堅企業を対象とする企業法務、なかでも〝ヘルスアンドビューティ〞分野に的を絞ったリーガルサポートの提供に乗り出しました」

ここでいうヘルスアンドビューティ分野とは、化粧品メーカー、健康食品メーカー、エステなど美容サービス、美容機器メーカー、医療機器メーカー、クリニック、病院などだ。薬機法、景表法、知的財産権、行政対応など様々な法的サポートが考えられるが、「本分野に特化している弁護士はまだ多くない」と中里弁護士は見ている。

弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所
メンバーとの打ち合わせや相談は執務室内で行う。思いついたらすぐに取り組み、スピーディな解決法を探る。「中里弁護士はパワフルで、指導に熱が入ることもしばしばです」と、阿部弁護士(写真は早瀬弁護士)

「いつまでも〝売れる弁護士〞でいるためには、専門能力は当然ですが、見た目と体力も大事。そのために弁護士自身も美容・健康問題に注力していきたいという思いも、実はあります(笑)。自分の興味が向くもので、マーケットに潜在力があり、事務所としての意外性や独自性が打ち出せる企業法務は何かと考え、この分野に絞りました」

離婚事件という一つの柱で事務所をかたちづくり、次に企業法務、そして中堅中小企業の渉外案件にも乗り出す予定だ。総合法律事務所として、弁護士30名、事務局30名の規模を目指す。

「私の信条は『やりたいことをしよう』。ですからメンバーにも『自分たちのやりたいようにやりなさい』といつも言っています。関心が高い分野を見つけ、極め、自分自身をブランディンクしていくこと――私の役割は、彼らに〝そのための場〞を提供することだと思っています。ただ、総合法律事務所には、弁護士および取り扱い分野の多様性が求められます。また規模が大きくなると、コンペティターや周囲の評価も変化していきますから、事務所全体の力を高めなくてはなりません。そのためには、一人ひとりの実力の底上げが必須です。これまで以上に教育を徹底していきます」

  • 阿部栄一郎弁護士
    設立2年目に入所した阿部栄一郎弁護士。現在は中里弁護士の右腕であり、事務所を支える存在だ。交通事故・不動産分野のチームリーダーとして、後輩の教育にも尽力
  • 中川翔伍弁護士
    2015年入所の中川翔伍弁護士(68期)。「“マチベン”として活躍できる力をつけたかったので、様々な分野を取り扱う当事務所は自分に合っていました。インターネットの風評被害・誹謗中傷対策も得意分野として磨いていきたいです」
  • 齋藤健一郎弁護士
    齋藤健一郎弁護士(68期)は、元検察官。中央省庁や外資系金融機関でコンプライアンスなど企業法務に関与。ヘルスアンドビューティ分野立ち上げに伴い、採用された

入所1年目の弁護士には、中里弁護士ほか先輩弁護士による研修会を、また、交通事故・不動産、信託・事業承継、ヘルスアンドビューティ、相続、労務でチーム分けし、経験ある弁護士がチームリーダーとなり、日々の業務を通じて後進の育成・指導を行う。もちろん各チームを統括するのは中里弁護士だ。「熱のこもった指導をよくもらう」とは、メンバーたちの声。そんな中里弁護士が「イノベーション」の次に掲げるテーマは、「原点回帰」。

「私はいわゆるプレイングマネジャーですが、どちらかといえばここ数年は事務所の成長のためにマネジメントのほうに軸足を置いてきたように思います。しかし、自分が弁護士としてやりがいを感じること、嬉しいと思うことは何かと考えた時、それは事務所の経営よりも、やはり一つの案件に真正面から向き合うことでした。依頼してくれた方の笑顔を見るために、どうやって問題解決すべきか必死で知恵を絞る。それが充実感や喜びをもたらしてくれる源泉だとあらためて感じています。事務所設立時と比べ、人材も増え、規模も拡大しましたが、〝依頼者の問題解決〞が、私たちの基本なのです。そこにもう一度立ち返ろうという思いから打ち立てたテーマです」

目の前の問題を一つずつ解決していく喜びを大切に、中里弁護士とメンバーは、次のステージに向かって走り続けていく。

  • 弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所
    「依頼者来所時の第一印象を重視しています。明るさと清潔感は安心感や信頼感を抱いてもらうのに大事な要素」と、中里弁護士。
  • 弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所
    テーマカラーの赤を配し、整理された会議室。
  • 弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所
    仕切りがなく広々とした執務室。皇居のお濠に面した窓から明るい陽射しがあふれ、木々の緑が日々の疲れをいやす
  • 弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所
    毎年、事務所の方針説明会を開催している
  • 弁護士法人丸の内ソレイユ法律事務所
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    ヘルスアンドビューティ分野の中心メンバーである齋藤弁護士は、事務所主催以外の、広告審査や景表法のセミナー講師も多く務める