2020年11月、ドイツのフランクフルトとデュッセルドルフに、日本の大手法律事務所として初めて現地オフィスを開設し、ここを拠点に私たちは、欧州を対象としたクロスボーダー取引において質の高いリーガルサービスをシームレスに提供できるようになりました。日本から欧州へのアウトバウンドを含むM&A、日本企業の欧州事業売却、GDPRへの対応、知的財産・営業秘密の侵害に関する紛争対応など、豊富な経験を基盤としたヨーロッパプラクティスの専門性を生かした対応が可能です。
これまでの欧州関連の実績、各種メディアへの寄稿やセミナーなどを通じて、Who’s Who Legalの「M&A and Governance 2022 – Legal Marketplace Analysis」のグローバルM&A弁護士ランキングにおいて、名誉なことにleading individual(日本で選ばれた2名のうちの一人)として選出いただきました。最近は欧州の法令への知見を評価いただき、M&A以外の分野のご相談も増えています。各国の労働法や税務の違いを考慮して、進出すべきマーケットや工場の建設地についてアドバイスをしたり、ウクライナ情勢などビジネス環境の変化を受けた日本企業の欧州事業売却、逆に欧州企業によるアジア投資に関するご依頼も多数受任しています。
欧州では、ブラッセルを中心に新たな法令が制定されたり、マーケットプラクティスが大きく変わる例がよく見られます。そのため、常に最新のニュースをチェックするなど情報のアップデートを怠りません。法的見地のみならず、事業戦略におけるアドバイス、現地事情に詳しいアドバイザーの紹介も可能です。日本企業の欧州でのビジネス成功のために、私の持つすべての経験・知識・能力を駆使して、クライアント企業の海外での成功にコミットさせていただきます。
※取材に際しては撮影時のみマスクを外していただきました。