弁護士法人 空と海は、弁護士過疎といわれる地域で公設事務所の所長を経験した弁護士が設立した事務所。設立のきっかけを、新谷泰真弁護士に伺った。
「出身事務所の後輩の鈴木穂人弁護士と私には、『公設事務所への赴任終了後、赴任地域を継続的に支援していきたい』という共通の思いがありました。その思いに共感してくれた在間文康弁護士、瀧上明弁護士と共に4名で事務所を設立しました」
法人化したのは、「一つのチーム・運命共同体として、ご縁ができた地域の方に、継続的かつ安定的な法的支援をする覚悟を示したかった」から。鈴木弁護士が付け加える。
「もう一つは多様性への対応です。各地域に様々な問題があって、自分一人の能力では限界を感じることもあります。しかし相談者・依頼者の思いに何とかして応えたい。そこでメンバー間で協力し、切磋琢磨し合い、よりよい解決の道を探り出す。それができるのは、やはり〝一つのチーム〞だと思うのです」