弁護士を支える人々:2011年1月号 Vol.19

弁護士を支える人々

アトーニーズマガジン 弁護士を支える人々

様々な法律事務所で弁護士を支える、「ウチの事務所の頼れるスタッフ」をご紹介します。パラリーガル、秘書および管理事務など、弁護士を支えるスタッフの方々を通じて、「法曹界」での働き方を垣間見ます。

弁護士を支える人々

ビンガム・マカッチェン・ムラセ外国法事務弁護士事務所 坂井・三村・相澤法律事務所所(外国法共同事業)の皆さん

写真左から/平間さん、藤沼さん、服部さん、小川さん、村田さん、山岸さん、西山さん。 先輩スタッフにとっては、新人の教育も大事な務め。「入所年次にかかわらず、高いレベルで均一な能力を有する“スタッフ層”を固めていきたい」(平間さん、藤沼さん、小川さん)

弁護士とのコミュニケーションを率先して図り、組織の拡大・発展期にあって、スタッフも「基盤作り」に尽力

2007年にビンガム・マカッチェン・ムラセ外国法事務弁護士事務所と共同事業を開始し、同年、新東京法律事務所と統合して今に至る坂井・三村・相澤法律事務所。事務所規模の拡大とともに複雑かつ大規模な案件の取り扱いが増加し、組織としても発展・拡大のステージに進みつつある。現在、四十人程度のスタッフが2~3人1グループとなり、数人の弁護士をサポートするという体制だ。 「複数の弁護士をサポートするので、それだけ多様な案件に携われます。私が担当する先生方は渉外、独禁、破産、会社法務と幅広く手掛けるので、さまざまな分野の知識・スキルが要求されます。そこにやりがいを感じます」と小川さん。多様な分野の専門知識を要するためスタッフ主導で勉強会も開催し、研さんを積む。 「弁護士との情報共有やグループごとの勉強会は随時行います。パラリーガルが先導して、破産管財事件など特定のテーマに沿った個別勉強会を実施する場合もあります。今年からは、新人向けのトレーニングチームを結成し、『訴訟手続きの紹介』、『判例検索の仕方』など、分野によって弁護士を選んで講義してもらう試みも始めました」(西山さん) スタッフが共通して目指すのは、「弁護士の作業を減らす」こと。常に「先回りと予見」を心掛ける。これは、職務の知識・経験の蓄積はもとより、日ごろから弁護士と緊密なコミュニケーションを取り、それぞれの行動パターンやクセなども熟知していなければ、なかなかできないことだ。同事務所では月1回、「ハッピーウェンズデイ」と称して、業務に関することからプライベートなことまでを歓談する、所内交流会を催している。 「日ごろ業務で接することのない方にも、そこで名前を覚えてもらい、会話を交わすことができます。新入所員もすんなり事務所に溶け込める良い機会です」と山岸さん。スタッフ一人一人の働きとモチベーションの高さが、事務所発展の礎である。

■プロフィール

  • ●所在地
  • 〒105-0001 東京都港区虎ノ門4-3-13神谷町セントラルプレイス 4階
  • TEL:03-6721-3111(代表)
  • ●2007年、倒産・事業再生分野に強いことで知られる坂井・三村法律事務所と新東京法律事務所が統合。その統合に先駆け、アメリカで100年以上の歴史を持つビンガム・マカッチェンLLPと外国法共同事業も開始し、堅固な国際ネットワークの構築を実現。千代田生命の管財人、その他数々の国際倒産案件への関与で知られる坂井弁護士、山一証券の自主廃業・破産申立に関与、女性ビジネスロイヤー第一人者として知られる相澤弁護士、数多くの会社更生および民事再生案件のほか、巨額の私的整理案件も多数手掛けてきている三村弁護士、元東京高裁知財部裁判官の古城春実弁護士、渉外実務経験が豊富な鼎博之弁護士、元公正取引委員会事務局長・委員の伊従寛弁護士など、多彩な弁護士を擁する。