「私のモットーは、依頼者にやさしい弁護士であること。依頼者の話をよく聞いて、思いをしっかりとくみ取る。結果だけでなく、プロセスにおいても依頼者に心から満足していただくことが大事だと考えています」と語るのは、岡林法律事務所代表の岡林俊夫弁護士(54期)。勤務弁護士を経て2006年12月に独立。新宿駅南口から徒歩3分という好立地にオフィスを構え、開業から2年で弁護士11名と事務員5名の所帯に。昨年春には千葉県我孫子市に支部を開設、今年中には大阪支部の開設も控えているという。
「一つ一つ目の前のことに必死に取り組んでいたら自然とこうなった、というのが正直な気持ちです。独立したのも自分の事件が増えて人を採用しなければ処理しきれない状況になったのが、きっかけでした」。以前勤務していたのは、自分の事件を自由にやらせてもらえる法律事務所。自前でHPを作成したら、考えに共感してくれた方からの依頼が増え、35歳で独立の道を選んだ。開業場所に新宿を選んだ大きな理由は「日本で一番乗降者数の多い駅。ここなら依頼者が来やすい」と思ったから。裁判所への行きやすさなど弁護士目線で選ぶのではなく、あくまでも依頼者目線。これが岡林弁護士の一貫した考え方だ。