「よい事務所をつくる」という明快な基本理念を掲げ、「質の高い仕事」「公益的(プロボノ)活動」「人材育成」に大いなる力を注ぐ大江橋法律事務所。1981年、石川正、塚本宏明、宮﨑誠の3人の弁護士によって設立された前身の「石川・塚本・宮﨑法律事務所」は、以来、所員それぞれの個性や専門性を尊重し合いながら総合力を発揮。大阪屈指の総合法律事務所として成長を続ける。
「創業者の石川は独禁法や国際取引を、塚本は中国法や製造物責任法を、宮﨑は一般民事や倒産法などを得意としてきました。そうした3人の共通の思いは、互いの持ち味をうまく連携させることで新たな価値と相乗効果を生み出し、国際化・専門化する時代のニーズに応え続けること。その理念は現在も受け継がれています」と語ってくれたのは、パートナーの国谷史朗弁護士(34期)だ。
所属弁護士は2008年10月現在で83人。広汎なリーガルニーズに迅速かつ的確に応えるため、案件には複数の弁護士・スタッフがチームを編成して対応。新人弁護士には専門分野の異なるパートナーやアソシエイトがローテーションで指導に当たり、1年目から多様なニーズに対応できる人材育成を図る。