「当事務所の特徴を一言でいえば、風通しの良さ。裁判官や検事出身、企業内弁護士、金融庁出向経験者など、多彩な経歴を持つ弁護士が集まり自由に議論をしながらチームで案件に取り組んでいます。一つの訴訟を多様な視点で分析できることが強みです」(多田光毅弁護士・54期)
弁護士は約40名。お互いの顔が見える規模で、複雑な相談にも各弁護士が専門性を生かしながら横の連携を取ることで、多角的かつ柔軟な対応を可能にしている。
また、同事務所では若手弁護士の自主性を非常に重視している。「1年目からリーダーシップを持って案件に対応してもらいます。若手は管理されるのではなく、現場の最前線で自主性を発揮しながら、将来専門性を高めるために必要な基盤となる知識や経験を積みます」(多田弁護士)。同事務所は、案件によってチームを組んでいるが、多様な分野の仕事に携わることも若手の基礎力・総合力の強化になっている。また、手を挙げれば挑戦したい案件のチームに入ることも可能だ。「若手が受け身にならずに、積極的に意見を発信しているところに、大きな活力を感じています」(角田弁護士)