Vol.31
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宋惠燕弁護士(59期)、西村紀子弁護士(55期)、畑山穣弁護士(14期)、近藤ちとせ弁護士(57期)、川又昭弁護士(19期)、小口千恵子弁護士(33期)、清水俊弁護士(新63期)、石﨑明人弁護士(新64期)
後列左より、田渕大輔弁護士(57期)、中村宏弁護士(38期)、根岸義道弁護士(27期)、浅川壽一弁護士(59期)、田井勝弁護士(60期)、北神英典弁護士(61期)、高橋宏弁護士(41期)

宋惠燕弁護士(59期)、西村紀子弁護士(55期)、畑山穣弁護士(14期)、近藤ちとせ弁護士(57期)、川又昭弁護士(19期)、小口千恵子弁護士(33期)、清水俊弁護士(新63期)、石﨑明人弁護士(新64期)
後列左より、田渕大輔弁護士(57期)、中村宏弁護士(38期)、根岸義道弁護士(27期)、浅川壽一弁護士(59期)、田井勝弁護士(60期)、北神英典弁護士(61期)、高橋宏弁護士(41期)

STYLE OF WORK

#53

横浜合同法律事務所

社会的弱者と市民の視点に立ち、日々闘い続ける弁護士集団

神奈川県下最大規模の法律事務所。横浜の官庁街区で民事も刑事も法的紛争全般取り扱う

横浜地方裁判所、簡易裁判所、神奈川県庁、横浜税関などが立ち並ぶ官庁街区にある、横浜合同法律事務所。今年で設立45年目を迎える、神奈川県下最大規模の法律事務所だ。民事・刑事を問わず法的紛争全般を取り扱い、市民の立場に立った法的サービスを提供。神奈川県域を中心に、設立時より特に労働事件、弾圧事件、冤罪事件など、社会的意義を問うような集団事件に、積極的に関与してきた。小口千恵子弁護士は言う。

 

横浜合同法律事務所

「市民一人ひとりの個別救済は、もちろん私たちの喜び。それに加え、〝少しずつの前進〞を積み重ねて、制度・法律をよりよく変えていき、普通の人たちが当たり前の生活を享受できる社会をつくっていくこと。そこで弁護士として適切な役割を果たすことが私たちのやりがいです」

例えば同事務所が関与する事件には、「残業代請求事件」の最高裁逆転勝訴判決(判決文は最高裁判所判例集に掲載)、菊名自動車教習所事件等に代表される「職場存続・再生事件」、近年増加傾向の、非正規労働者の解雇事件、あるいは米兵による強盗殺人事件の国家賠償等請求事件等がある。常に市民の側に立って、〝基本的人権の擁護と社会的正義の実現〞に各々が取り組んでいるという。膨大な時間を要する事件も多く、なかには収入に結びつきにくい性質のものもあるだろう。しかし、小口弁護士はこう続ける。

「当事務所のようにこれだけの人数がいれば、経済的な面はフォローし合えます。何よりも、精神的な支えとなる仲間がいる意義は高い。また自分一人では難しいと思われる事件でも、所内の弁護士に相談したり、協同事件とすることで乗り越えられる。〝集団〞〝組織〞であるからこそ、こうした仕事が継続できているのだと思います」

同事務所の弁護士は全員、自由法曹団、青年法律家協会、日本労働弁護団の三団体に属している。神奈川県は特に、公害事件や労働事件など弁護団を組織する必要がある大きな事件も多く、団体所属の、所外の弁護士と与する機会も多いという。

入所3年目となる清水俊弁護士は、この事務所の魅力を次のように語る。

「入所1年目は事件や法律相談を共同で行いますが、2年目からは独り立ちです。例えば、当事務所で行う法律相談は1日2回で週5日あり、持ち回りで各弁護士が担当します。普通の事件なら、受けた人が一人でやるか、誰かと一緒にやるか、特定の分野であればそれが得意な弁護士に担当してもらうかを自分で判断できます。また、弁護士間にパートナーとアソシエイトという上下関係はなく、風通しが非常によいと思います。つまり、率直に意見を出し合える環境なのが一番の魅力です」

横浜合同法律事務所
「一人ひとりの集まりではあるが、"同じ方向を向いた弁護士"が集まった事務所です」と、小口弁護士と清水弁護士

そのような環境づくりに、各種の委員会も一役買っている。

「個人情報保護委員会、OA委員会、健保委員会、ニュース委員会(広報物の制作・発行)、研修・図書委員会、業務改善委員会(業務効率化のための施策検討)、ゴタ委員会(所内美化など〝ゴタゴタ〞全般を担当)、そして主に新人の役目である旅行・忘年会委員会。ほとんどの弁護士および事務所局スタッフが、いずれかの委員会に属しています。弁護士会議や事務所会議で議題を提案し、指導・遂行は各委員が担当。業務面での役割や責任が与えられていることも、上下関係なく意見が述べやすい風土の要因となっているのかもしれない」と、清水弁護士。

同事務所の設立メンバーである畑山穣弁護士と川又昭弁護士から、清水弁護士のような若手までが一丸となって、弁護士としての社会的使命を果たすことに全力を注ぐ。そのように〝同じ方向〞を向いた〝信頼し合える仲間〞が集結するのが、横浜合同法律事務所である。

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    「権力犯罪を最も憎む。その意味で弾圧事件、労働事件、冤罪事件など権利の救済に精魂を傾ける」と、畑山穣弁護士。西村紀子弁護士は労働事件で、よくアドバイスをもらうそうだ。
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    大ベテランの川又昭弁護士
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    直近の事務所旅行は京都へ。「景気がいい時は泊まりがけで、悪い時は日帰りで(笑)。時間のやりくりは大変ですが、ほぼ全員が参加。オフの時間は和気あいあいです」(小口弁護士)
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