確かに、「アソシエイトはデューデリジェンスだけ。下請け仕事だけ」という環境であれば、勉強会で知識を補う必要がある。
「当事務所では、勉強以前に各パートナーからどんどん仕事を任されるので、まんべんなく、そして早い段階で、かなり深い経験を積むことができます。だから座学が不要なのです。うちでの1年は、他所の3年分に相当すると自負しています」と語るのは、清水俊彦弁護士。
また、アソシエイトが専門誌へ論文を提出することや、セミナー講師を務めることを積極的に推進している。こうした後進育成への尽力に、「二重橋法律事務所を、層が厚く、長く続く事務所にしたい」というパートナーたちの熱意が見て取れる。