ケイス外国法事務弁護士も知財分野については、次のように語る。
「知財の代表案件は、『ディジテック訴訟』。米国特許侵害訴訟において特許無効とする略式判決を勝ち取ったものです。米国のパテントトロールを相手とした訴訟において、我々は富士フイルム、リコーなど複数社の被告側をまとめて代理し、効率的に戦い、多額の訴訟費用を回避。革新的な裁判例となりました」
ほかに『NEC偽造品訴訟』『ジョンソンコントロールズ、日立アプライアンスの合弁』『ユーシンによるフランス、ヴァレオ社の買収』など、訴訟・コーポレートにおいても、名だたる企業を顧客とする例は、枚挙にいとまがない。特に髙取弁護士が関与した『NEC偽造品訴訟』は、知的財産の侵害について、香港法や台湾法など外国法を日本の裁判所で適用させ、裁判所が損害賠償を認めたという日本初の事件。各種マスメディアでも話題となったので、ご存知の方も多いに違いない。まさにグローバルな舞台で、ダイナミックなリーガルサービスに携わりたいと考える人にとって、最適な事務所であるといえよう。