Vol.32
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左より、市原麻衣弁護士(新65期)、吉新拓世弁護士(57期)、堀鉄平弁護士(57期)、佐藤累弁護士(新65期)

左より、市原麻衣弁護士(新65期)、吉新拓世弁護士(57期)、堀鉄平弁護士(57期)、佐藤累弁護士(新65期)

STYLE OF WORK

#56

弁護士法人 Martial Arts (マーシャルアーツ)

折れない心とタフな交渉力で依頼者の利益を守る「闘う弁護士集団」

完全成果報酬型で債券回収業務を行う。戦う弁護士集団

弁護士法人 Martial Arts (マーシャルアーツ)
「強くなりたくて」始めた格闘技。事務所の地下に、格闘技仲間が練習を行うスポーツジムを併設。また犯罪歴を持つ人たちの更正を目指すクラスも開催。「格闘技で培った精神や体力は、弁護士としての軸を強固にしてくれます」(堀弁護士)

弁護士法人マーシャルアーツ。その名のとおり、「闘う弁護士たち」を擁する法律事務所だ。代表パートナーの堀鉄平弁護士は、総合格闘技のプロ選手というもう一つの顔を持つ。まずは、真剣に取り組んでいる格闘技が業務にどんな影響を与えているか、堀弁護士に聞いた。

「格闘技の試合や練習で培った『あきらめない心、折れない心、かけひき、コンディションづくり』が、弁護士としての私を強くしてくれています。自分自身を律して練習を積み、命がけの真剣勝負でリングに上がり、試合は対戦相手との心理戦です。例えば、裁判所から不当と思われる和解を勧められた場合、徹底的に相手方弁護士や裁判官と駆け引きを行い交渉し、依頼者の利益になるなら和解に応じず、判決をもらいます。また裁判当日に反射神経、洞察力を最大限に発揮するためのコンディションづくりも怠りません。すべてにおいて、相通じるものがあると考えます」

そんな堀弁護士が掲げる事務所の基本理念は「依頼者のために相手方や裁判所と徹底して闘うこと」。この「闘う」という理念には、己の心との闘いも含まれるという。

そしてアソシエイトたちは、堀弁護士の理念を、日頃の業務中、週1回の朝礼、飲み会の席のあいさつなど、折に触れて、何度もたたき込まれる。

「入所後3年間は法律相談のやり方や書面作成はもちろん、交渉術も実地で教え込む。そしてしっかり独り立ちしてもらいます。受任事件数が非常に多く、パートナーもアソシエイトもほぼ平等に、案件が割り当てられます。理念に基づいて臨むこと、そしてスピードを一件一件に求めますから、うちの弁護士は皆成長が早く、タフで優秀。そう自負しています」。

同事務所の取り扱い分野は幅広いが、柱の一つが債権回収だ。

「特に少額の債権回収の場合、回収額より着手金が高くなるケースもあります。依頼者から見れば納得できませんよね。ですから我々は着手金をいただかず、完全成果報酬型で債権回収業務を行っています。ほかではなかなかマネのできない、我々が独自に積み上げてきたノウハウ・仕組みを生かして、確実に実績を出す。その後、依頼者との顧問契約に結びつける。これが我々のビジネスモデルです」

  • 弁護士法人 Martial Arts (マーシャルアーツ)
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経営的視点を持って、様々なマーケットを開拓し、かつ依頼者の利益と社会正義実現のために日々闘う、堀弁護士。弁護士を目指す人にとって同氏の生き方は、「これからの弁護士のあり方」の大きなヒントになるかもしれない。

「そもそも、〝闘う弁護士〞なんて、よく考えればごく当たり前のことでしょう。しかし、真剣に闘わない弁護士が増えてきているのも、残念ながら事実です。費用対効果ばかりを考えて依頼者を守ることを忘れ、流れ作業のように安易な解決方法ばかり選ぶ……。そんな弁護士にはなってほしくない。私が格闘技のプロ選手になろうと考えていた頃、格闘家の先輩から、『リングに上がるなら命がけでやれ』と言われました。弁護士にも同じことがいえるのではないでしょうか。何のために弁護士を目指したのか、そこに立ち返り、どんな依頼も受けた以上、命がけでやる。それが、若い弁護士たちに伝えたいことです」

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    事務所は港区六本木。地下1階、地上6階の自社ビルだ。場所柄、顧客はベンチャー、IT企業の若手経営者が多い。
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    採用面接では修習生に弁護士役をさせ、模擬法律相談をしてもらうそう。「模擬法律相談は、全人格、全能力が試されます。そこで勝ち残った人材が当事務所のメンバーです」(堀弁護士)