「我々には、いわゆる“法律屋”にはならないという強い思いがあります。顧客を真の解決に導くため、問題の本質を探るべくあらゆる側面から分析してポイントを掘り起こし、時に“法律による解決”という固定観念にとらわれない策も提示します。またそれぞれが、未知の分野の案件に対しても、躊躇せず果敢に取り組む。この2点が“次世代の”理由であり、それがすなわち、我々のやりがいでもあります」
清水弁護士が関与する、『2ちゃんねる』をはじめとする匿名掲示板での法的対処による書き込み削除等は、まさに未知の分野の代表例。しかも「例えばグーグルやツイッターにおける相談など、“チャレンジすべき案件”については、費用度外視で受けることもある」と言う。武内弁護士は前事務所時代、葬儀社と連携した死後事務委任契約という新たな法律サービスの展開を図り、現在もその試みを現事務所で継続中。木村弁護士は、総合デベロッパーの企業内弁護士時代の経験を生かし、「不動産取引を合法的かつ有利に進めるための“ちょっとした知恵”を、意識的に依頼者に提示する」ことを心がけている。