国際的な大規模M&A、ファイナンスを数多く手がけてきた、アンダーソン・毛利法律事務所。グローバルな証券発行など、国際金融取引やクロスボーダーの投資案件分野で多くの実績を持つ、友常木村法律事務所。2005年1月、この両事務所の合併により誕生したのが、今回紹介するアンダーソン・毛利・友常法律事務所である。パートナー弁護士の森下国彦弁護士(38期)に話を聞いた。
「合併により、名実ともに総合法律事務所の仲間入りができたと思っています。現在、弁護士数は240名を超え、外国弁護士10名、パラリーガル、秘書などのスタッフが270名以上、総勢約530名の陣容となりました。今後も法律問題の国際化、専門領域の多様化に対応した、質の高いリーガルサービスを提供していきます」
同法律事務所が所在するのは、東京・六本木のインテリジェンスビル、泉ガーデンタワーだ。38、37、36階の全フロアと、そのほか数階に執務室・会議室などのスペースを有する。南北線・六本木一丁目駅の真上とアクセス至便。約150室ある弁護士執務室のすべてがガラス張りのフロア外周にレイアウトされており、大きく取られた窓から望む東京の眺望は抜群だ。
「弁護士はある意味職人です。しかも難易度の高い案件を多く抱えるなど、とてもストレスフルな仕事じゃないですか。そんななかで常にクオリティの高い仕事を続けていくためにも、快適性と機能性を重視したオフィス環境の整備は欠かせません」