Vol.4
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デスク中央がパートナーの森下国彦弁護士。左・山神理弁護士(51期)、右・日野優子弁護士(58期)。後方3人の左から、谷澤智章弁護士(58期)、佐藤直子弁護士(59期)、樋口航弁護士(58期)

デスク中央がパートナーの森下国彦弁護士。左・山神理弁護士(51期)、右・日野優子弁護士(58期)。後方3人の左から、谷澤智章弁護士(58期)、佐藤直子弁護士(59期)、樋口航弁護士(58期)

STYLE OF WORK

#5

アンダーソン・毛利・友常法律事務所

個性を尊重するフラットなコミュニケーションが、質実剛健・自由闊達な風土を醸成している秘密

大規模で国際的なM&A案件など多く手掛けてきた総合法律事務所

アンダーソン・毛利・友常法律事務所
南北線・六本木一丁目の改札目の前が泉ガーデンタワーのエレベーターホール。1階フロアにはさまざまな飲食店がテナント入居している

国際的な大規模M&A、ファイナンスを数多く手がけてきた、アンダーソン・毛利法律事務所。グローバルな証券発行など、国際金融取引やクロスボーダーの投資案件分野で多くの実績を持つ、友常木村法律事務所。2005年1月、この両事務所の合併により誕生したのが、今回紹介するアンダーソン・毛利・友常法律事務所である。パートナー弁護士の森下国彦弁護士(38期)に話を聞いた。

「合併により、名実ともに総合法律事務所の仲間入りができたと思っています。現在、弁護士数は240名を超え、外国弁護士10名、パラリーガル、秘書などのスタッフが270名以上、総勢約530名の陣容となりました。今後も法律問題の国際化、専門領域の多様化に対応した、質の高いリーガルサービスを提供していきます」

同法律事務所が所在するのは、東京・六本木のインテリジェンスビル、泉ガーデンタワーだ。38、37、36階の全フロアと、そのほか数階に執務室・会議室などのスペースを有する。南北線・六本木一丁目駅の真上とアクセス至便。約150室ある弁護士執務室のすべてがガラス張りのフロア外周にレイアウトされており、大きく取られた窓から望む東京の眺望は抜群だ。

「弁護士はある意味職人です。しかも難易度の高い案件を多く抱えるなど、とてもストレスフルな仕事じゃないですか。そんななかで常にクオリティの高い仕事を続けていくためにも、快適性と機能性を重視したオフィス環境の整備は欠かせません」

  • アンダーソン・毛利・友常法律事務所
    所内には大小30の会議室が。取材当日、50名対応の「ボードルーム」では、ランチタイムを使った勉強会が開かれていた
  • アンダーソン・毛利・友常法律事務所
    ライブラリースペースの周りに秘書、パラリーガルのデスク、その外周に弁護士の執務室が並ぶ。コミュニケーションの取りやすさを考えた設計

37階フロアに膨大な蔵書を誇るライブラリーが設置されているが、情報入手スピードを高めるため電子化への投資を促進中。データベース、グループメールを活用したナレッジマネジメントにより、必要な回答が素早く得られる仕組みも整備されている。

「組織の枠を超え、上下関係を気にすることなく、フラットなコミュニケーションができることも当事務所の特徴。所内には専門部署を設けず、各人の個性やスタンスを尊重できる体制を整えています。ゆえに、質実剛健、自由闊達な雰囲気が自然と醸成されているのでしょうね。たとえば、当事務所ではチューター制度を取り入れており、数名のパートナー弁護士ごとに組を作り、それぞれ3、4名の新人弁護士の教育を担当。基本的な仕事の流れ、コミュニケーションテクニックをしっかり身につけた後は、自らの興味・関心に従った案件やプロジェクトに参加できます。さらに、福利厚生の一環として、年に1回の事務所旅行、クリスマスパーティなどを開催。フットサルにテニス、ゴルフ、マラソンなど、所内有志によるスポーツ活動も盛んですよ」

同事務所の北京事務所は開設10周年を迎えた。今後も中国、インドを中心としたアジア経済圏での大型ファイナンス案件が目白押しなのだとか。

「これからも国際関係に強い事務所のポジションを守りつつ、国内外の企業法務全般、政府機関から個人まで、多種多様なクライアントが直面する法律問題に対してスピーディかつ的確な対応をしていきます」

  • アンダーソン・毛利・友常法律事務所
    パートナーはすべて個室が提供され、アソシエートは3〜4人共同で執務室を利用する。すべての執務室から東京の眺望を見渡すことができる
  • アンダーソン・毛利・友常法律事務所
    38階のエレベーターを降りるとガラス張りの自動ドアが。ここが同事務所のメインエントランス。広々とした空間は、まるで高級ホテルのロビーのよう