Vol.46
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前列左より、國吉雅男弁護士(56期)、アダム・ニューハウス弁護士(カリフォルニア州弁護士)、錦野裕宗弁護士(51期)、安保智勇弁護士(38期)、堀越友香弁護士(59期)、後列左より、山田晃久弁護士(60期)、稲田行祐弁護士(60期)、大平修司弁護士(63期)/東京事務所のメンバー

前列左より、國吉雅男弁護士(56期)、アダム・ニューハウス弁護士(カリフォルニア州弁護士)、錦野裕宗弁護士(51期)、安保智勇弁護士(38期)、堀越友香弁護士(59期)、後列左より、山田晃久弁護士(60期)、稲田行祐弁護士(60期)、大平修司弁護士(63期)/東京事務所のメンバー

STYLE OF WORK

#81

弁護士法人 中央総合法律事務所

金融レギュレーション分野で日本有数。“一騎当千”の弁護士たちの総合力が強み

金融法務分野で日本有数。大阪、東京、京都に拠点を持つ

弁護士法人 中央総合法律事務所
安保弁護士は渉外案件が得意。GLOBALAWのボードメンバー

弁護士法人中央総合法律事務所は、1968年に大阪で設立された。銀行、保険、その他の金融関連企業を中心に、企業、学校、医療等の各種法人、地方公共団体などに法的サービスを提供する。金融法務、保険法務、M&A、反社会的勢力対応、企業危機管理、ガバナンス、コンプライアンスをはじめ、多様な分野で実績を積んできた。特に金融レギュレーション分野においては、日本有数といわれる事務所である。2003年に法人化し、東京事務所を開設。拠点は現在、大阪、東京、京都の3カ所に置く。東京事務所所長の安保智勇弁護士に、特徴的な案件について尋ねた。

「大阪の第三セクターと金融機関の間の債務弁済協定の特定調停事件に、我々は金融機関側の代理人として関与しました。この時のメガバンクや地銀の代理人は、ほとんどすべて当事務所の弁護士。各依頼者ともコンフリクトの問題については理解のうえで、『それでも』とご依頼くださったのです。我々も当事務所にしかできない事件であったと自負しております。また近年、中小規模のM&Aや国際取引、金融機関のアウトバウンド案件に関与する機会が増えています。長く金融機関と取引があること、金融機関のレギュレーション分野に精通していること、GLOBALAWに加盟し、法律事務所のグローバルネットワークを構築していること。この3つが揃っているからこそ関与できる案件の依頼が増えています」

弁護士法人 中央総合法律事務所
アソシエイトは自主的にインナーでの勉強会を企画・実施。その成果を対外発信していけるよう、先輩たちはあらゆる側面から後押しする。一例が、今年4月発行の書籍『取締役会の法と実務』(商事法務)。オブカウンセル・森本滋弁護士の指導のもと、多くのアソシエイトが執筆に携わり、成果を著した

メガバンクをはじめ大手事業会社が主なクライアントであるが、依頼者との窓口は1、2年目の若手にも積極的に任せる。錦野裕宗弁護士は言う。

「当然、その責任は重大です。しかし、我々の一番の喜びは、依頼者から感謝いただくことや、依頼者の喜びを垣間見たり、分かち合ったりできること。その喜びを独占することなく、アソシエイトにも一緒に感じてもらいたい。労を惜しまず若手の成長をサポートしたいというパートナーの思いを、様々な場面で実行しています」

こうした人材育成を重視する風土は、創設者である中務嗣治郎弁護士が培ってきたものだ。制度面での施策を安保弁護士に聞いた。

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    金融法務におけるプロフェッションが揃う。金融庁監督局保険課への出向経験から、保険会社・商品などにかかわる分野を得意としている錦野弁護士
  • 弁護士法人 中央総合法律事務所
    事業再生・倒産を得意とする山田弁護士
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    國吉弁護士は金融庁監督局総務課への出向経験があり、反社会的勢力対応・犯罪収益移転防止法の改正に携わったことからコンプライアンス事案への対応が得意

「毎年、アソシエイトを対象に、目指したい専門分野、国内外の留学意向、希望執務地域についてなど、“意向調査”を行っています。また“留学支援制度”も設けており、本人の希望をできる限りサポートする体制を整えています」

その風土が若手に与える影響を、アソシエイトの立場から、山田晃久弁護士が説明する。

「結論を言えば、自主性が育まれていると考えます。依頼者へのアドバイスでは、若手も『何か一つでも自分なりの付加価値を』と心がけていますし、所内では議論・研究の場としてのプラクティスグループをアソシエイトが自発的につくり、自身の強み・得意分野を見つけ、伸ばそうと日々活動しています」

國吉雅男弁護士は、アソシエイトを含めた弁護士全員の気質から、事務所の強みをこう見る。

「全員『一騎当千であれ』が、事務所のモットー。そうした、力のある弁護士が融合し合って生み出される大きなシナジーが、当事務所の最大の強みです」

最後に、安保弁護士が描く、事務所の将来像を聞いた。

「事務所の総合力が求められる時代になるでしょう。仕事はもとよりワークライフバランスまで考慮し、全員が『ここで仕事ができてよかった』と満足できる、“成熟した組織”を目指します」

  • 弁護士法人 中央総合法律事務所
    2010年、日比谷に東京事務所を移転(写真は東京の会議室)。人材採用は各拠点で実施。「論理的思考力と柔軟さを持つ人材を求める」と安保弁護士
  • 弁護士法人 中央総合法律事務所
    会長・中務嗣治郎弁護士は、人材育成を創設時より重視。育成の一環で、所属弁護士の論文執筆、出版活動、対外セミナーの実施を積極的に推進する風土ができている
  • 弁護士法人 中央総合法律事務所
    8年前に始めた事務所報(季刊)。アソシエイトが執筆を申し出て連載となったコーナーもある
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    大阪、東京、京都の3事務所の親睦を図り、合同で開催した所内ゴルフコンペでの一枚。ほかに年1回リトリートを実施、所内コミュニケーションを深めている