Vol.58
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前列左より、高橋紗織弁護士(69期)、五十部紀英弁護士(61期)、八木田大将弁護士(66期)。
後列左より、大橋史典弁護士(68期)、柳澤圭一郎弁護士(68期)、梶田慎介弁護士(69期)、田島清二弁護士(68期)、堀向良介弁護士(68期)

前列左より、高橋紗織弁護士(69期)、五十部紀英弁護士(61期)、八木田大将弁護士(66期)。
後列左より、大橋史典弁護士(68期)、柳澤圭一郎弁護士(68期)、梶田慎介弁護士(69期)、田島清二弁護士(68期)、堀向良介弁護士(68期)

STYLE OF WORK

#105

弁護士法人アドバンス

真のプロフェッショナルを多く育て、弁護士業界の新たな未来を目指す

M&Aやコーポレートなど高い専門性を必要とする法人から家事事件につながる個人まで

弁護士法人アドバンス
五十部紀英弁護士/上智大学文学部卒業後、中央大学大学院法務研究科へ。司法修習後、都内の法律事務所に入所。2012年、中地・五十部法律事務所設立。14年、弁護士法人アドバンスに改組。中央大学法科大学院実務講師、一帯一路法律研究所外国法顧問、日本プロ野球選手会公認代理人、スポーツ法政策研究会会員などを務める。

弁護士法人アドバンスの設立は、2014年9月。東京事務所のほかに埼玉事務所、福岡事務所があり、上海にも提携事務所を持つ。まだ法人化から3年あまりだが、顧客の要望に応え、着実に陣容を拡大してきた。代表の五十部紀英弁護士は語る。

「『すべての人に、質が高くわかりやすい法律サービスと満足を』。これが我々のポリシーです。М&Aやコーポレートなど高い専門性を必要とする法人はもちろん、家事事件につながるトラブルで困っている個人も気軽に相談に来てもらえるよう間口を広げ、そのうえで常に上質な法的サポートが提供できるプロ集団であることを心がけています。そのため、所属弁護士はそれぞれ、専門分野以外の得意分野を複数身につけるべく、業務に励んでいます」

顧問業務を例に挙げると、契約書を誰よりも数多くレビューし、徹底して細部を見られる弁護士が多く在籍している。また、システム開発(受注側)に関する契約や損害賠償請求、医師・歯科医の行政処分対応(医療審議会の対応)など、ニッチな分野も網羅する。しかし同事務所の強みは、そうした知識やテクニックだけではない。五十部弁護士の右腕、八木田大将弁護士は、もう一つの特徴を次のように説明してくれた。

「例えば離婚事件で、『夫は慰謝料50万円程度なら払ってくれそうなのだが、そもそも離婚に応じてくれず困っている』という相談がありました。そこで我々は、当事者双方と話し合って解決の糸口を見つけ、最終的には高額の慰謝料も獲得。夫側からも、『納得ができた。けじめもついた』と言ってもらうことができました。話し合いや書面など様々な方法で、〝争いを終結させる〞のではなく、〝争いの根を払う〞ことができた好例です。

コーポレートでも、我々が関与したことで倒産を回避できたうえ、顧問契約を結ぶに至ったという案件もあります。つまり、〝あとがない相談者〞を決して見捨てることなく、じっくりコミュニケーションを取り、新しい未来に自信を持って踏み出せるまでサポートしよう――そうした心意気を持つ弁護士が集まっているということです」

弁護士法人アドバンス
八木田大将弁護士/中央大学法学部法律学科卒業、同大学院法務研究科修了。2014年、司法修習後、中地・五十部法律事務所入所。同年9月、同事務所が法人化する際、五十部代表のビジョンに共感し、立ち上げメンバーの一人となる。『受験新法』(法学書院)にコラムを連載するなど、執筆活動も精力的に行っている。

そんな同事務所には、法人・個人問わず案件の問い合わせがどんどん舞い込み、受任件数も急増中だ。そして現状に満足することなく〝ほかにはない法律事務所〞を目指し、基盤強化を着々と進めている。それが、昨年より注力している〝法律事務所のブランディング〞という取り組みだ。

「〝アドバンス・ブランディングプロジェクト〞として、外部のブランディングディレクターに協力してもらい、事務所の方針からアウトプットイメージまで、すべて統一する施策を推進中です」と、五十部弁護士。企業がコーポレートアイデンティティ(CI)を重視するのと同様、法律事務所としての存在価値を積極的に高めようとしているのだ。

また、基盤強化の一環で人材教育にも注力する。専門分野については外部から第一線の講師を招き、ビジネスマナーについては五十部弁護士が中心となって定期的に研修を行う。日頃からメンバー同士のやりとりも密であるため、「所内の風通しの良さは抜群です」と、微笑む八木田弁護士だ。

最後に、五十部弁護士に、事務所における教育方針と、今後の展望について聞いた。

「私の教育方針は、〝依頼者のためにきちんと戦える・争える弁護士〞を養成すること。基本はOJTですが、法人・個人とも案件が多いので、若手は様々な経験ができます。多様な仕事をとおして、自分が得意とする専門分野を見つけてもらえるといいですね。私は、弁護士が魅力的な職業であることを若い人たちにもっと広めていきたいと考えています。ロースクールで講師をしているのですが、昨今、裁判官や検察官を志望する修習生が増えたと感じます。その理由の一つに〝弁護士は収入が安定しない〞という不安があるようです。そうした不安をしっかり払拭し、弁護士という仕事の本当の面白さ、やりがいを純粋に感じてもらえる場として、事務所をさらに大きく育てていきます」

  • 弁護士法人アドバンス
    五十部弁護士は、年末に全所員と1対1の食事会を行う。メンバーにとって事務所運営に関する自身の意見、日頃の悩み、キャリアビジョンなどを話せる機会となっている
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    “飛び込み案件”は、当番弁護士制で対応
  • 弁護士法人アドバンス
    ブランディングプロジェクトの一環で、今年の年賀状はカレンダー付きのパンフレットタイプを作成。また、Webサイトもリニューアルし、リーガルアクセスのしやすさを強化した
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    野球やゴルフなどスポーツが好きだという五十部弁護士。レッドソックス優勝時の上原浩治投手のサイン入りTシャツや、巨人軍選手のサインボールが事務所に飾られている